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まずは馬単ゲットの青葉賞の回顧から。





これがすべてであろう。優先出走権を捨ててまで皐月賞を回避した事を正当化する方法はこれしかなかったといえる。あとは、サンデーR2頭と、ノーザン勝己と半持ちが有名な大魔神あたりに流せば簡単に取れた。

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さて、天皇賞だが、凱旋門賞へ挑戦したキセキ、フィエールマンがそれぞれ新旧の「盾男」武豊とルメールでスタンバイ。前哨戦の日経賞と阪神大賞典をそれぞれ勝ち抜いたダノックスのミッキースワローと、金子ユーキャンスマイルも順調。


最強の1勝馬と異名を持つエタリオウには川田将雅、長距離で結果が伴ってきた上がり馬のモズベッロとトーセンカンビーナ、ダイヤモンドSで単勝32,500円を叩き出したミライヘノツバサ、340kgそこそこの小さな女の子メロディーレーンなど、今年の天皇賞はある意味ではメンバーが揃った。


中でも、中小牧場が生産したミライヘノツバサや、一生懸命頑張る小さなメロディーレーンの奮闘は、でコロナショックで沈んでいる我々庶民にとって、外人騎手の乗ったノーザンブランドの血統馬が勝つ事より意味があるのではないだろうか?


景気の悪い時や、皆が沈んでいる時に力をくれるのは、良血の強いノーザンや、税金対策に忙しい振興馬主の高額馬が勝ち続けることではなく、雑草のような血統の安い馬が大金はたいて勝った良血馬をやっつけることだ。




京都11R 第161回 天皇賞(春・G1)


◎メイショウテンゲン


「非社台」「非ノーザン」といえば日本馬主協会の連合会会長を務める松本好雄である。それもそのはず、メイショウ馬のほとんどが日高の中小牧場生産の安い馬ばかりで、いわゆるノーザンブランドのような超良血馬や、セリでt値が吊り上がるような高額馬はいない。


「人がいて、馬がいて、また人がいる」



松本好雄は、人との付き合いの中で馬を選ぶことを信条としており、親交の深い牧場から頼まれたら、セリで売れ残ってしまった馬を所有することもある。実際、日高には「三愛会」というお世話になっている松本オーナーを囲む会もあるそうだ。

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思い起こせば、武豊が社台に干された?時も、乗り馬を用意してくれたのは松本好雄で、レースで起用する主戦騎手も、幸、武豊、池添、福永、松山、秋山などの関西地元騎手が中心で、今を時めく外人騎手はほぼ乗ることはない。

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メイショウテンゲンは、かつては弥生賞を勝ちあがりクラシック3冠を走った馬、それが4歳になって3000m超の長丁場を2、3着と差のない競馬をしてきた。それがここ天皇賞への布石に見えるのは私だけだろうか?


コロナショックで混乱する今、日高の中小牧場生産馬が外人騎手のノーザン馬を破り、「幸ー池添父」という庶民的な陣営で天皇賞を勝つというシナリオでどうだ!