競馬の裏側 keibanouragawa.blog.jp

競馬界を席巻する社台グループの思惑とは?様々な人的錯綜を紐解き走らせる側に立って競馬を考える。

あくまで、賞金との相談、馬の能力との相談でサラブレッドは走っている。その事を知っていながら、あえてこのことに触れず、単純に馬の能力だとか、時計比較だとかに終始する知ったかぶりの評論に心迷わされるほど愚かなことはない。

「馬は走る。だが走らせているのは人間だ。出馬表を見て、勝ちたい馬と勝ちたくない馬をまず見分ける事が競馬予想の基本である。自分が馬主になったつもりで、次のステップまで考えながらまず予想してみる。馬主経済、厩舎経済を抜きにした競馬なんかどこにも存在するはずはない。」

要するに競馬も、私たちの日常のビジネス社会と同様に、投資したお金の回収額を中心に、様々な人間の利害や人間関係の強弱のバランスの上に成り立っていることを予想の第一命題として考えてみてほしいのである

~清水成駿 財産のためにマジで競馬と戦う本より~

非社台のオーナーブリーダー酒井牧場の生産馬で4000万円でシルクに買われたダイアトニック。父のロードカナロアも管理した「名スプリンター製造所」安田隆行厩舎ならではのローテーションで、じっくり間隔をあけて育ててきたのが分かる。そして満を持してのスミヨン騎乗 ...

ゴドルフィンは、UAE(アラブ首長国連邦)のマクトゥーム家のシェイク•モハメド殿下によって設立され、アジア、豪州、ヨーロッパ、アメリカの12ヶ国を舞台に250以上のG1勝利を達成し続けている国際的なレーシングステーブルです。所有馬の有名なところでは、バランシーン ...

今年の菊花賞は、前哨戦の神戸新聞杯を圧勝した皐月賞馬サートゥルナーリア、毎日王冠で古馬をあっさり完封したダノンキングリー、さらにはダービー馬ロジャーバローズも不在という大混戦という設定だ。そしてクラシック戦線で惜敗を続けてきた川田ヴェロックスが押し出され ...

オーナーブリーダーとは馬主資格を持つ生産者の事。対して、生産のみを行っている牧場をマーケットブリーダーと呼ぶ。かつては、個人馬主全盛期の時代には、繁殖牝馬を繋養して良血の種馬を配合し、セリや庭先取引で商売をしていた。また、そこで売れなかった馬や、逆に手放 ...

前回、秋華賞のイニシアチブは誰が握っているのか?で書いたように、今年の秋華賞のイニシアチブはノーザンファームが握っているのは明らかである。阪神JF以降、本番になると一歩引いてきた川田・ダノックスの両陣営が牝馬三冠最後のレースでご褒美をもらう可能性も無くは ...

さて3歳牝馬三冠最後の秋華賞の予想に入る前に大まかな流れをみてみよう2009 レッドディザイア  四位 松永 東京HR 社台F2010 アパパネ      蛯名 国枝 金子真人 ノーザンF2011 アヴェンチュラ   岩田 角居 キャロッ ノーザンF2012 ジェンテ ...

さて、10年ぶりに競馬を始めるので色々とおさらいをしてみよう。まずは競馬を考えるにあたって一番に考えなければならないのが「社台グループ」である事は間違いない。出馬表をみるとうんざりするくらい社台の馬ばかりだという事はもう周知のことだろう。近代競馬においては ...

毎日王冠はダノンキングリーからの完全馬単1点的中!京都大賞典も人気デムーロの裏となるダンビュライト本命!さすがに坂井ドレッドノータスは手が出なかったが、他の社台系クラブ馬に比べてキャロットの「あえて目立たぬように地味な騎手での4頭出し」を怪しいとみれば高 ...

前回、「時代の流れで立ち位置とお金の流れが随分と変わる」 で書いたが、時代が変わってくると主役が変わる、さらに経済が変わるとお金の流れも変わってくる。資本主義の日本では大資本が主役となり、その利権に人は集まるという絶対的な構図が成り立つのだ。 以前の競走 ...

私が競馬を始めた頃は、いわゆる「先生」と呼ばれていた調教師の立場がとても強かった。馬産地とも繋がりが深く、実家や親戚が牧場を経営していた。セリなども小規模で、事業に成功した金持ちがステータスとして馬を所有する場合は、まず馬を預かってくれる調教師にお伺い ...

史上初の凱旋門賞3連覇がかかるエネイブルの馬主は、ジュドモントファーム、バンステッドマナースタッドを所有しているサウジアラビアの王族ハーリド・ビン・アブドゥッラーである。過去の所有馬を調べたら、ダンシングブレーヴ、レインボウクエスト、デインヒル、クエスト ...

10年ぶりに復活するので、騎手とエージェント(騎乗依頼仲介者)の関係はどう変わったのかと思い、色々調べようかと思ってうろうろしていたら、のび太さんとこで綺麗にまとめてくれてました。TARGET用の「チェック騎手インポート用ファイル」もあったので早速組み ...

29日、秋のG1第一弾スプリンターズS(G1)で、急遽浜中を下ろしてルメールで勝負に出たゴドルフィンのタワーオブロンドンが優勝した。本番を控えているにもかかわらず、変則な強行ローテでサマースプリント王を獲りに行った事で「名より実を取りに行った」と読んだが、時代 ...

どうみても今年の古馬スプリントの傾向は4歳馬が主役、とてもじゃないが、ディアンドルやファンタジスト辺りでは勝負になるまい。そうなるとやはり人気の3頭がどうかだが、まずモズスーパーフレアは松若クラスの騎手が逃げ宣言している時点で脈はなく、危険な人気馬と言え ...

以前、「競馬大予言」という雑誌に何度かコラムを書いていました。「競馬の裏側」とは何ぞや?という方はこれを読んでいただくと、時代背景は違えど、私の競馬を考えるときの重要なファクターを解っていただけると思います。ここからどうぞ!競馬大予言 コラム6 ...

今週はスプリンターズS(G1)、昔の投稿を検索してお勉強のし直しをば。2006年10月01日 中山11R スプリンターズステークス(G1)2007年09月30日 安藤勝に戻った精密機械2008年10月05日 第42回 スプリンターズステークス(G1)それにしても懐かしい。 ...

突然ですが復活しました!10年のブランクがあるのでボチボチやっていこうと思います。新しいサイトとアカウントを作ったのでそちらでお願いします。競馬DBソフトの「TARGET」も再構築中なのですが、いろんなことを忘れててもう大変ですわw さだぼー@sadabo_keiba久しぶ ...

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